初学者から建築士へ

2021一級建築士合格をめざします。アウトプットと勉強記録のブログ。2児の母(育休中)。育児の合間時間を使って合格するまでの記録!

換気計算

本日は換気の式について理解を深めました。

 

〇必要換気量Q (㎥/h)

部屋が何かしらで汚れたときに必要な換気量のこと。

不要なもの → CO²、汚染物質、熱、湿気など

 【基本の式】

        要らないもの発生量

 Q =                   

      (内の濃度 ー 外の濃度)

CO² k/内―外

汚染物質 D/内―外

熱 H/1.2(内―外)

湿気 w/ρ(内―外)

 

 

〇換気回数N (回/h)

      Q

 N=       

            V

 

※イメージ

必要換気量が大ほど、換気回数増える

小さい部屋ほど、換気される回数が増える(外気が繰り返し出入りする)

 

 

 

〇開口部の換気量

 基本は圧力換気!

          2

 Q = αA √       △P  ×3600 (㎥/h)

           ρ

 

・風力差換気

                 1

 風による風力圧差△Pw=      ρv²(C¹-C²)

               2

 

圧力の式 △P に代入

  Q = αAv√(C¹-C²) ×3600 (㎥/h)

風速vは風力圧差ではv²(二乗)、

換気量では代入して√内から出られるのでv(一乗)

つまり比例の関係になる!

 

・温度差換気

 湿度による圧力差 △Pt=(p₀-pⅰ)gh

 ※pは空気密度差 hは開口部の高低差

ここで圧力の式に代入

          2

 Q = αA √        (p₀-pⅰ)gh ×3600 (㎥/h)

           ρ

空気密度pは絶対温度に反比例するので逆数をとり

             (tⅰ-t₀)

 Q = αA √ 2gh          ×3600 (㎥/h)

                Tⅰ

温度差換気ではルートの外に出て新たに比例関係になるものはない!

まとめると、

比例・・・風速、面積

平方根に比例・・・圧力差、風圧力差、温度差、高低差

平方根に反比例・・・絶対温度