換気計算
本日は換気の式について理解を深めました。
〇必要換気量Q (㎥/h)
部屋が何かしらで汚れたときに必要な換気量のこと。
不要なもの → CO²、汚染物質、熱、湿気など
【基本の式】
要らないもの発生量
Q =
(内の濃度 ー 外の濃度)
CO² k/内―外
汚染物質 D/内―外
熱 H/1.2(内―外)
湿気 w/ρ(内―外)
〇換気回数N (回/h)
Q
N=
V
※イメージ
必要換気量が大ほど、換気回数増える
小さい部屋ほど、換気される回数が増える(外気が繰り返し出入りする)
〇開口部の換気量
基本は圧力換気!
2
Q = αA √ △P ×3600 (㎥/h)
ρ
・風力差換気
1
風による風力圧差△Pw= ρv²(C¹-C²)
2
圧力の式 △P に代入
Q = αAv√(C¹-C²) ×3600 (㎥/h)
風速vは風力圧差ではv²(二乗)、
換気量では代入して√内から出られるのでv(一乗)
つまり比例の関係になる!
・温度差換気
湿度による圧力差 △Pt=(p₀-pⅰ)gh
※pは空気密度差 hは開口部の高低差
ここで圧力の式に代入
2
Q = αA √ (p₀-pⅰ)gh ×3600 (㎥/h)
ρ
空気密度pは絶対温度に反比例するので逆数をとり
(tⅰ-t₀)
Q = αA √ 2gh ×3600 (㎥/h)
Tⅰ
温度差換気ではルートの外に出て新たに比例関係になるものはない!
まとめると、
比例・・・風速、面積
平方根に比例・・・圧力差、風圧力差、温度差、高低差